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北海道池田町という十勝平野の東寄りに位置する町で、エゾシカ等解体処理施設の担当職員として就任した2016年春。町で行う有害鳥獣駆除の現場に携わる中で、年間600頭のエゾシカがこの町だけでも捕獲されている。それらを解体することで肉や皮の受け入れ先は確保されるようになってきた。

しかし、一狩猟者として、有害鳥獣駆除員として、命をいただくものとして、その命に本当に向き合った仕事とはなんなのか、皮は皮問屋へと右から左へ流通させていくだけではない、皮を「革」として甦らせるために最善の方法を模索していく。

そして信頼できるパートナー達と、決して工業的ではない一つ一つに作り手の想いが乗った作品を作り、鹿革を通して「人が豊かになること」「人が笑顔になること」「人が日常の中で少しでも自然と寄り添えること」を目指し、形にしていきたいと考えている。